事例

トンネル内に設置する通信アンテナの設置位置をシミュレーション

導入に至ったきっかけ

トンネル内に設置する通信アンテナの設置位置をシミュレーションするためのソフトウェアを開発されているお客様になります。ソフトウェアに入力するトンネル形状データの作成のため、MATLAB®を利用し、トンネル内部の3次元表示や、電波範囲のプロット作成を行うプログラムを開発できないか検討されていました。但し、開発自体はMATLAB®で行うものの、成果物は開発中のソフトウェアと同じC言語プログラムでの納品を希望されていました。

導入前に抱えていた課題

これまでC言語での開発は行っていたものの、MATLAB®での開発ノウハウが不足されており、MATLAB®での開発と成果物のC言語への変換の2点が可能である当社にご依頼を頂きました。

導入後の活用例

トンネルの現地実測結果に基づき、形状データを作成するプログラムをC言語で開発されていました。作成した形状データを一旦MATLAB®形式に変換し、3次元プロットで形状確認を実施して、検証・フィードバックを行う開発環境を構築しました。

トンネル形状データの確認

• トンネル内における通信(電波・アンテナ)シミュレーション
• 専用のシミュレーションツールへ入力するトンネル形状データを作成し、MATLAB®3次元プロットにて形状確認、形状データおよび形状データ作成プログラムを納入

もたらした効果、達成した数値

MATLAB®からC言語への変換が可能なため、MATLAB®を利用して効率的に開発を行いつつ、成果物はC言語プログラムで納品致しました。形状データ作成プログラムだけでなく、テストシナリオや検証結果も納品し、より効率的に今後の開発を進めて頂けるようご支援致しました。