事例

データ構築、管理、分析において高度なスキルを持つフリーランスのデータベースエンジニアが、Power BIの導入支援を行いDX推進と業務効率化を実現

企業におけるDX推進は、業務プロセスの自動化や効率化により作業時間の短縮やコスト削減などを実現しつつ、既存ビジネスモデルの深化や業務変革・新規ビジネスモデルの創出を行うことで顧客提供価値や収益などを向上させることができる重要な施策です。しかし、DX推進は重要ではあるものの、技術的な課題や人材不足、コスト面などから、実施には多くの課題が伴います。今回は、専門知識を持つフリーランスのデータベースエンジニアを活用することで、データ分析の自動化やシステム連携を行い、業務効率の向上を実現した成功事例をご紹介します。

活用事例

従業員数400人ほど、設立より50年以上の歴史ある老舗メーカーにおけるフリーランスエンジニアのご活用事例です。

導入前に抱えていた課題

• 工場の稼働データに関する週次・月次レポートのグラフ作成における集計作業を手作業で行っているため、膨大な工数がかかっている。
• 各レポートを標準化し、各種システムとMicrosoft Power BIを自動連携させる仕組みを構築したいが詳しい人材がいない。

ご提案したフリーランスエンジニアの経歴

• 連携させたい Microsoft Power BI の構築経験、ダッシュボード作成の実務経験がある。
• データサイエンティストやDXコンサルタントとしての経験が豊富にある。
• アパレル・不動産・金融・人事などさまざまな業界で、データ分析プロジェクトやデジタルマーケティングを経験している。

パーソルクロステクノロジーのフリーランスサービスを活用いただいた理由

• データベースエンジニアは、データの構築、管理、分析において高度なスキルを持ち、特にMicrosoft Power BI のダッシュボード作成やデータモデリングの経験があるため、複雑なデータ分析を迅速かつ精確に実行できることに期待が持てた点。
• アパレル、不動産、金融、人事など幅広い業界でのデータ分析プロジェクトの経験により、さまざまな異なる業界の特性を理解し、適切なデータ分析を行うことができる点。
• Microsoft Power BI構築やダッシュボード作成を経験しているため、手作業集計による負荷やエラー削減など課題解決に向けて推進できると期待できた点。
• パーソルクロステクノロジーの受託責任者が日々業務履行実績を確認し、フリーランスエンジニアをフォローアップできる体制があるため。

ご支援後の効果

• 業務効率の向上：
  手作業で実施していた週次・月次レポート集計および10パターンほどあるレポート件数のデータ収集と分析について、各種システムとMicrosoft Power BIを自動連係させることにより、手作業の削減と作業時間の短縮を実現させ、業務効率が大幅に向上した。
• データの一貫性と信頼性の確保：
  レポートの標準化により、データの一貫性が保たれ分析結果の信頼性が向上。これにより、企業としての戦略的意思決定における重要指標としてレポート活用が促進されるようになった。
• コスト削減：
  業務プロセスの効率化により、人件費や作業コストが削減され、全体的な運営コストが低減できた。

DX推進・業務効率化のキーワードはフリーランスエンジニア活用

今回の事例では、フリーランスのデータベースエンジニアを活用することで、DX推進と業務効率化を実現しました。手集計などのアナログな業務をデジタルに移行し、データ収集と分析が自動化されたことで、業務効率が大幅に向上し作業時間が短縮しました。また標準化されたレポートは一貫性と信頼性も確保でき、複数のシステム間のデータ統合管理を実現しました。

当社のフリーランスサービスは、企業とフリーランスエンジニアの間で当社が受託責任者として管理する「再委託型サービス」であるため、安心・安全に導入いただけます。企業にとって、フリーランスエンジニアの活用は人材確保の有力な手段であり、今後もその活用が注目されていくでしょう。

• Microsoft Power BIは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標です。