
メーカーからの転職で実現した、生涯設計開発エンジニアとしてのキャリア
古谷 浩司
機械設計
基本的な設計知識を学んだ後、2カ月目以降より自動車メーカーに常駐し外装設計の委託業務に携わる。ミニバンのドア下モールを2車種とSUVのリアバンパー/ランプを金型製作着手まで担当。
自己成長を実感しつつ、足りない部分や今後学ぶべき部分にも気づけた
ー 入社してよかったと感じたことを教えてください。
生涯エンジニアとして定年まで働けるような会社、またそのバックアップ体制がある会社を求めてパーソルR&D(現パーソルクロステクノロジー)へ転職しました。これまで担当したことがなかった様々な部品に携われるため、新たな発見があって新しい経験を積むことができ、日々、自分自身の成長を感じながら働いています。仕事では、前職の設計とは違ったやり方や、ものの見方を知ることも。「まだまだやらなければいけないことがある」とワクワクできるのも喜びです。
自分の知見や経験を直接部品に反映できる
ー 具体的な仕事内容を教えてください。
車両の外装設計、図面出図までを業務委託で請け負っており、私はSUV車種の外装設計業務の現場リーダーをしています。主な業務内容は、仕入れ先と部品成立性や日程などの調整および社内関係部署との調整のほか、CATIAによる3D作成による具現化、図面作成です。前職では、購入品がメインだったため仕様や方向性を決める調整ごとがメインでしたが、現在は直接自分の考えを具現化できます。自分の知見、経験を生かした構造や形状を直接担当部品へ反映できるのは大きなやりがいです。
仲間の助けを得て乗り越えた苦難、チームワークに救われた
ー 苦労したエピソードをお聞かせください。
CATIAの操作スピードや精度がベテラン社員に追いつけず、チームに迷惑をかけたことがあります。自分一人では納期に合わせて完成させることができず、チームに貢献できていないと感じたときは苦しかったです。しかし、上司や周りのメンバーがサポートしてくれたおかげで乗り切ることができました。メーカーで働いていた際は、チーム内で分業して仕事を進めていたため、チームワークとコミュニケーションの大切さを学んだ出来事でした。
若手を育成し業務効率化に貢献したい
ー 今後挑戦したい仕事を教えてください。
自動車以外の部品を担当してみたいです。仕事の進め方が違うと思いますし、求められる品質もきっと違うでしょうから、新しい発見を味わいたいです。また、設計業務だけでなく人材育成にも携わりたいと考えています。現在は若手とベテランのスキルの差が大きいのですが、若手がもっと成長すればチームパフォーマンスが上がり仕事が円滑に進められるので、若手にスキルを伝えたいです。
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