PROFESSIONAL

INTERVIEW

Professional Interview

セキュリティ(情報/車載/OT)

技術職

Atsushi.S

会計パッケージメーカー、ソフトハウス、システム開発会社などを経て2008年にパーソルグループ会社(旧テンプスタッフ・テクノロジー)に入社。ITのシステム開発技術者として経験を積んだのち、2012年からはマネージャーとしてのキャリアを歩む。2018年からはセキュリティ事業を推進し、2023年のセキュリティ本部設立に伴い、ITSEC部部長に就任し、セキュリティ事業企画/責任者として従事。

圧倒的な顧客基盤

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セキュリティ領域

で、まだ見ぬ答えに挑む!

  • 01

    豊富な顧客基盤 × セキュリティ領域

    パーソルグループの豊富な顧客基盤を活かし、セキュリティ業界の一角を担う。

    私は現在セキュリティ本部で、100人規模の社員たちと共に、さまざまなお客様のセキュリティ関連業務を請け負っています。セキュリティと一口に言っても業務内容はさまざまです。例えば「マネージドセキュリティサービス」では、お客様のセキュリティシステムの監視・運用を一手に請け負い、脅威分析やレポーティングを行ったりしています。また、ウェブサイトの脆弱性診断や、セキュリティ製品導入の支援も実施しています。仕事の請け方はプロジェクト先に常駐、請負とさまざまな形がありますが、いずれの場合でも「チーム」としての強みを活かし、役割変更や業務量のコントロールを柔軟に行っています。今は自動運転車やコネクテッドカーのセキュリティを担う「車載セキュリティ」、スマートファクトリー化が進む工場設備のセキュリティを担う「OTセキュリティ」の領域に力を入れ始めています。

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  • 02

    前職と現在の業務内容

    現場の技術者としてさまざまな経験を積み、現在は部長として事業企画を推進する。

    私が新卒で入社したのは、会計パッケージメーカー社です。SEとして社内の基幹システムの入れ替えを担当しつつ、経理や総務の業務もこなしていましたが、開発業務に携わりたく、ソフトハウスに転職しました。そこからはプログラマー、SE、それにPM(プロジェクトマネージャー)と、技術者として多様なポジションを経験しました。10年ほどキャリアを積み、リーマンショックをきっかけに、当時のお客様の紹介で、当社の前身であるテンプスタッフ・テクノロジーに入社しました。そこでは主にPMとしてインフラや開発に携わり、2012年に新大阪のオフィスマネージャーに着任。採用、メンバー管理、経費・予算・売上の管理など、一通りの業務を経験しました。2018年には、会社の中期経営計画として「セキュリティ領域を拡大していこう」ということになったのですが、セキュリティの領域は統合した知見や、全体を俯瞰した捉え方が必要です。私がこのキャリアの中で非常に幅広い業種・業態を経験していたため、部を任されることになり、現在に至っています。

  • 03

    前職のスキルや経験が活きている点

    職種へのこだわりがなく、あらゆる経験を積んだことがマネジメントに役立っている。

    私は自分でも特殊な経歴だと思いますが、経理や総務、会計といったことを経験して得た知識は、さまざまな場面で活用できています。関わってきたシステム開発も、銀行や保険といった金融系から始まり、製造業、官公庁、大学など、あらゆる業種のお客様と向き合ってきました。さまざまな業種の情報システム部門と関わり、IT×ものづくりという世界を経験したことが財産になっています。技術領域というものは、一つ経験すると、他の領域にスキルや知見を応用できるところがあります。私の場合、業種や職種にこだわりなく経験を積んだことが、今のマネジメントの仕事に役立っていると思いますね。専門的な知識については他の人にはかないませんが、キャリアの中でビジネスの「勘所」を覚えたことで、さまざまな業界の仕事に対応できています。

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  • 04

    転職活動の理由、企業選びの軸

    前職の仲間3人一緒にテンプスタッフ・テクノロジー(前身企業)に転職。

    先ほどお話ししたように、当社の前身であるテンプスタッフ・テクノロジーに入社したのは、当時のお客様の紹介によるものです。お世話になっていた製造メーカーの部長さんに当社を紹介していただいたのです。入社の決め手になったのは、企業としての顧客基盤がしっかりしていて、各技術領域の人材が豊富だったことです。これはお客様の要望に応えられるという意味で、当社の強みだと思います。なお、入社時のオフィスは立ち上がったばかりだったのですが、面接で「好きなようにやってほしい」と言われて驚きました(笑)。それと、「あまり上下関係なく、ズバズバ意見を言ってもらっていい」とも言われましたが、実際に非常に風通しが良かったですね。前職から一緒だったメンバー3人で同時に入社したのですが、会社から「請負中心に、このぐらいの規模を目指したい」と言われたことに対し、メンバーみんなでどうやって組織を大きくしていこうかと相談していました。

  • 05

    パーソルクロステクノロジーではたらく魅力

    圧倒的な顧客基盤を背景に、転職しなくても、あらゆる職種と業種に携われる。

    当社は人材の会社ですが、1人だけではたらくのではなく、チームとして仕事に取り組むのが大きな特徴です。チーム内でナレッジ共有を行ったり、適材適所で役割を変更したり、業務量をコントロールして、一人ひとりの負担を軽減しながら高いパフォーマンスを発揮できることを大事にしています。また、当社の最大の特徴は、圧倒的な顧客基盤です。グループ全体では数万社と取引があり、あらゆる業種・職種をカバーします。私の担当するセキュリティの領域でいうと、「自分の考えた施策によって、悪意のある攻撃や侵入を未然に防げた」というのが大きなやりがいですね。中堅以上の社員なら、上司と相談して他領域に挑戦できるのですが、それもしっかり会社と社員で話し合って、必要なスキルや知識を身に付けられるように計画したり、社員一人ひとりの意思を尊重する「ボトムアップ」の社風があります。

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MY VISION

わたしが描く未来のキャリア

社会のIoT化で重要性を増すセキュリティ業界で、計画から運用までワンストップで提供できるチームを創る。

セキュリティ業界も、IT業界と同じく、上流ではコンサル会社が入り、中流ではSIerが入り、下流ではパートナー企業が運用を担当するといった役割となる構造があります。ここを1社で「ワンストップ」で請けられるようになるのが理想だと思っています。お客様にしても、製品導入や設計を支援する会社と、実運用を担当する会社が同じである方が安心できると思うんです。私たちのチームでも、そういった意味ではセキュリティの全領域をカバーできるように、人材育成を行っています。セキュリティ領域での今後のビジョンとしては、コネクテッドカーなど、自動車がネットにつながる中で重要性を増す「車載セキュリティ」と、スマートファクトリー化が進む工場設備での「OTセキュリティ」に力を入れていきます。車載機器や工場設備など、あらゆるものがネットワークにつながるIoTが当たり前になっていく中で、どうやって安全を担保するのか。テクノロジーの最先端であるこれらの領域で、自動運転における「ISO/SAE 21434」、工場における「IEC 62443」といった法規やガイドラインを満たすための支援を強化していきつつ、組織としても成長し、あらゆる業界のニーズに応えられる組織に変貌していきたいですね。

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