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ALM運用支援 for Power Platformは、このような方におすすめ
- 類似機能を持つアプリが複数存在し、重複開発が進行している
- 開発後に使われなくなったアプリやフローが放置されているが、どう対処すればいいか分からない
- 前任者の独自実装による、メンテナンス性の低いアプリが増加している
- セキュリティ対策が不明な状態で構築されたアプリによる、データ漏えいリスクがある
- 一部の開発者への知識・経験が集中し、属人化している
- ライセンス利用状況の把握不足とリソース配分の最適化不足により、コストが増加している
ALM運用支援 for Power Platformについて
Microsoft Power Platformを活用したアプリケーション開発は、スピーディーに構築できる一方、長期利用に伴い「統制・運用・コスト」といった運用課題が発生しやすくなります。
アプリの乱立やメンテナンス性の低下、設定のばらつき、ライセンス管理の複雑化など、導入後に生じる課題は組織の成長とともに大きくなる傾向にあります。
パーソルクロステクノロジーは、ALM(アプリケーション・ライフサイクル管理)の考え方に基づき、アプリの設計・開発・テスト・リリース・保守運用までを一元的に管理できる環境づくりを包括的に支援し、下記の課題に対して具体的な改善支援を提供します。
- Power Platformアプリの乱開発 : アプリのカテゴリと類似アプリの自動検知
- 使用されなくなったフローやアプリの増加といった課題に対し、組織内のアプリの自動カテゴライズ、類似アプリの自動検知の仕組みを開発導入します。
- 類似アプリの機能を抜き出し、共通コンポーネント化し開発作業の効率化と標準化を実現します。
- 技術的負債の蓄積 : 共通コンポーネント化開発支援
- ベストプラクティスに従わない実装やメンテナンス性の低いアプリを標準化し、開発手法のベストプラクティスを提供します。
- 共通コンポーネント化開発支援を行い、技術的負債の蓄積を防ぎます。
- セキュリティリスクの懸念:セキュリティ対策
- 適切なデータ損失防止ポリシー(DLPポリシー)の導入と管理を行い、データ漏えいリスクを低減します。
- スキルの偏在化・属人化 : ナレッジ共有とスキルの均一化
- 一部の担当者に集中している知識・経験を組織全体で共有し、スキルの標準化を図ります。
- コスト管理の課題 :ライセンスコストの適正化
- ライセンス利用状況の把握不足とリソース配分の最適化不足によるコスト増加に悩む企業が増えています。現状のライセンス利用状況を把握、確認することにより適切なライセンス割当を可能とします。
ALM運用支援 for Power Platformの特長
実行支援フロー
管理チーム立ち上げ
Power Platformの運用に際して主体となるメンバー(チーム編成)を選定し、システム管理・業務運用各メンバーの役割に応じた権限設定を行います。
- Power Platform管理運用メンバーの選定
- Power Platform管理者ロールの割り当て
環境戦略の確立
アプリケーションの利用実態に即したライフサイクルを、誰が、いつ、どのくらいといった観点より検討し、ユーザー・チームレベルでの利便性を考慮して設計します。
- ALMの検討と実行
- 個別/チームアプリの環境分離
- データ損失防止ポリシーの検討と実行
監視戦略の確立
アプリケーションの利用状況を把握・分析するための施策を検討します。併せて施策実行を容易にする、Power Platform Center of Excellence スターターキットの試用を検討します。
- アプリ使用ログの検討と実行
- 未使用アプリ分析の検討と実行
- Center of Excellence スターターキットの試用
クリエイターの育成
Power Platformを用いて、アプリケーション開発が行える人材を育成します。
また、開発人材の自走化を側面から支える施策の導入検討を行います。
- 管理チームからクリエイターリーダーへのレクチャー
- ハッカソンの開催
- 開発コミュニティー運営
ALM運用支援 for Power Platformの活用事例
計画・設計段階からの開発管理
Power Platform環境を開発環境や運用環境など用途別に設計・整理します。 デフォルト環境の変更や個人用開発環境の割り当てを行うことで、組織内に存在するアプリケーションの重要度が混在する状況を防ぐ仕組みを実現しました。
未使用リソースの適切な管理
管理ツールのダッシュボードによる運用状況の可視化と、ワークフローによる定期的な状況確認で、使用されていないアプリやフローを特定します。
これらのリソースを整理・削除することで、リソースの確保と管理の簡素化を実現しました。
セキュリティリスクへの対応
Power Platform環境をグルーピングし、一括でセキュリティレベルを適用することで、管理の負担削減・効率化を図りました。またPower Platformを構成する5つのレイヤーそれぞれで綿密なセキュリティポリシーに準拠させ、全社と個別環境の2段階でデータ損失防止ポリシーを適切に構成。強固かつ柔軟なセキュリティ体制の構築を実現しました。
リソース配分の最適化によるコスト低減
ライセンス利用状況を把握し、リソース配分の最適化を図ります。
利用者数やアプリの起動数を基にライセンスの有効活用を促進し、コスト削減を実現しました。
ALM運用支援 for Power Platformのご提供の流れ
ヒアリング
お客さまのお困りごとや予算などをヒアリングします。その場で回答できるものは回答し、お客さまの課題を明確に洗い出します。
契約準備
NDAや基本契約書の取り交わしなど、両社契約面での条件にて齟齬が無いことを確認します。
ご提案
お客さまの課題や条件に合わせた改善構成案、運用保守プランをご提示します。変更のご要望があれば柔軟に調整します。
成約
お客さまと合意の上、契約を締結します。契約段階ではまず環境調査部分のみの契約も可能です。


