関連サービス
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ポストモダンERP ソリューションサービスの特徴
ポストモダンERP導入
ERPの計画、実行、管理を単一のシステムで実現する形ではなく、ERPの機能を絞り込み、足りない機能は、最適なアプリケーションと疎結合することにより効率よくERPを導入、業務に必要なデータを取り込み、MRでデータ予測、データの最適化に活用。
TCO削減
ERPは、クラウド提供の標準機能を活用し、個別対応の多い分野(生産管理、生産計画、原価管理、人事管理、倉庫管理、MES)とは他アプリケーションとのAPI連携により、初期導入に係る開発コストを大幅に削減が可能です。
メンテナンスコスト削減
クラウド(SaaS)の標準機能活用に絞り込むことにより、システムアップグレートやサーバメンテナンスなどの保守運用面の業務が軽減されて、コストやリソースが最低限で済みます。
経営DX実現
経営DXとは、デジタル技術やデータを活用して、グローバル市場でも競争力を高めるための企業変革で、従来のERP導入やレガシーの課題を解決し、デジタル変革を推進するERP「ポストモダンERP」で、外部環境にスピーディに対応可能です。
「ポストモダンERP」とは
- ERPで多くの業務領域をカバー
- アドオン開発が前提
- 1つのソリューションサービスプロバイダによるサポート
- イニシャルコストは高く、プロジェクト期間も長い
- ソリューションやベンダーに依存する
- ERPでカバーする業務領域は最小限
- クラウド提供の標準機能に合わせる
- 各業務に合わせた最適なアプリケーションとのAPI連携
- 複数製品、複数ベンダーの良いところを組み合わせる
- 導入、トータルコストは安価で、早期に立ち上げられる
ポストモダンERP ソリューションサービス 導入の流れ
ヒアリング・着手
背景、課題や環境を把握し、対象範囲や課題解決の方向性を設定する。また、サービスやソリューションの理解をする。
設定・実装
機能を絞り込み極力カスタマイズを行わずに標準機能を活用してソリューションのモデリングを行う。
評価・検証
低コスト、短期間導入を目的に業務とのフィット&ギャップを確認する。評価、検証を行い、業務との整合性を確認する。
準備・運用
運用コスト低減を視野にテストと受け入れ確認を行う。ユーザ側の準備を開始する。円滑な管理、運用へ入る。
ポストモダンERP ソリューションサービスの背景
市場・環境
- 経済産業省が公開したDXレポート「2025年の崖」では、日本のDX推進の障壁となる老朽化・複雑化・ブラックボックス化した既存システムの維持・管理に大きな負担がかかり、企業の競争力を押し下げてしまうと指摘されている。
- 長年かけてカスタマイズを繰り返してきたERPの肥大化が進み、新たな企業変革を妨げてしまうのです。レガシーシステムが抱える問題解消は、2025年までにシステムの刷新を推進することだが、レガシーシステムを支えてきた技術者の引退など旧技術を知る人材の不足が問題となっている。
- 従来のERPは、基幹業務に必要なすべての機能を統合させた単一パッケージで運用されていて、製造・調達・物流・販売管理・在庫管理・財務会計・人事給与など、あらゆる業務を網羅する大型システムとなるのが一般的である。しかし、移行が難しく最初に導入したベンダーにロックインされる、カスタマイズを繰り返しブラックボックス化が進む、さらに、システム更新等の運用負担が増える、といった課題が指摘されるようになっている。
- このような中、旧来のオンプレミスのモノリシック (一枚岩的) なERPスイートを分解した上で、複数のアプリケーションを疎結合で連携させる「ポストモダンERP」へと刷新する動きが活発化している。