事例
エンジニア領域の様々な技術課題に
対応しています。
コミュニケーションロボットの基板設計開発事例
導入に至ったきっかけ
認知症患者の高齢者との対話を想定した、コミュニケーションロボット(対話ロボ)の開発を検討されていました。筐体にはぬいぐるみ状態のものを想定し、対話・表情認識・反応表現といった機能を組み込む想定をされていました。また、実証実験用の機器であるため、サーバーとの通信機能も必要でした。筐体の作成や組み立てといったメカ部分、回路設計やシステム構成検討などの電子部分、制御ソフトウェア開発やUIアプリ開発などの制御部分の3つの分野にまたがって、設計から組み付けまでを一括して依頼できる企業をお探しでした。
対話ロボとは
高齢者(認知症患者)の対話をロボットにより改善を促進する実証実験用機器
- ぬいぐるみ状態の筐体
- 対話、表情認識、および反応表現
- サーバとの通信
導入前に抱えていた課題
お客様での開発環境では、ロボットの一括開発を行うための人員が不足していました。また、開発ノウハウも不足しており、ロボット制御の実績のある当社へご依頼頂きました。
導入後の活用例
要求仕様を満たしたコミュニケーションロボットを開発でき、認知症患者の高齢者を対象とした実証実験を実施頂きました。
もたらした効果、達成した数値
基板設計(電源基板、制御基板)からシステム構成、さらにハーネス製作に至るまで、多岐にわたるプロセスを対応させて頂き、お客様の開発人員不足の問題に対処できました。また、筐体組み立て後に動作確認を実施し、検証・検討を行った結果、発熱問題などの課題をスムーズに解決し、ご評価いただきました。