事例
エンジニア領域の様々な技術課題に
対応しています。
ADAS機能を備えた車両に対し高精度な測位と各種試験をアレンジし、お客様のご要望にお応えする機能評価を実施
導入に至ったきっかけ
ADAS(先進運転支援システム)の開発にあたって、LKA(車線維持支援)やLDW(車線逸脱警報)など、各種試験の実施が必要になりました。しかし、お客様にADASの機能評価の知見がないため、テストをサポートしてくれる企業を探されていました。規定された試験法に従い、ADAS機能の動作開始位置を、車両本体の位置情報で取得する必要がありました。また、世界各国の自動車アセスメント(NCAP)や、日本の自動車アセスメント(JNCAP)に準じた機能評価が必要でした。
導入前に抱えていた課題
お客様には機能評価を行うための公道走行のノウハウや、シャシダイナモメーターなどの設備がありません。また、これまでNCAPやJNCAPに準じた評価を行ったことがないのも課題でした。
導入後の活用例
当社にて試験内容をアレンジし、NCAPやJNCAPに準じたADAS機能の評価を行いました。また、新規開発したADASだけでなく、他社のADASを搭載した車両の機能評価も実現しました。
もたらした効果、達成した数値
リアルタイムな高精度測位(RTK)により、車両そのものの挙動も正確に計測でき、ADAS機能の開発に必要な知識、評価方法の提供や、試験実施のサポートを行うことができました。
※GNSS(Global Navigation Satellite System)とは測位衛星を利用した全地球測位システム