事例
エンジニア領域の様々な技術課題に
対応しています。
デジタルツインを用いたシミュレートで、新工場建設時のライン構築コストを約5,000万円削減。
製造業の企業が、新工場の建設プランを進めていましたが、表計算アプリケーションなどの手法だけでは、コストやパフォーマンスを予測できず、見積もりの精度を上げられない状況が続いていました。
導入前に抱えていた課題
既存工場の増設であれば、過去の情報を参照して見積もりの精度を上げられますが、新製品の工場ではそうはいきません。特に、ロボットやAIによる自動化を導入しようとしていたため、設備の稼働率や製品の生産時間など、コストを予測できない部分が多々でてきました。さらに、想定した生産量を達成できるかも不明でした。そこで、一般的な表計算アプリケーションでは不可能な設備配置や工程順序の最適化が可能な『シミュレーション デジタルツイン導入支援』を利用することにしました。
導入後の活用例
既存ライン、過去実績にとらわれず、新しい発想でのライン検討をコンピュータ上でスピーディーに実施。新工場建設、ライン構築コストを生産シミュレーションしました。さまざまなシミュレーションが行えるため、トライアンドエラーを重ねて最適化を追求しました。
もたらした効果、達成した数値
シミュレーションを行った結果、設備台数2台、AGV台数3台、作業者人数5人など、多くの削減が可能なことが判明。約5,000万円のコストを削減することができました。