事例

営業支援ツールの「脱Excel」による業務効率化をフリーランスエンジニアが支援し、生産性1.5倍向上に寄与

DX推進が加速する中にあっても、いまだにExcelを主軸としたデータ管理を行っている企業は少なくありません。また、DX推進とあわせて「脱Excel」がキーワードとして注目されています。「脱Excel」で得られるメリットとして、作業ミスによる業務効率低下を防げる点や、大量のデータ処理が可能な点、属人化を防げる点が挙げられます。
とはいえ「脱Excel」のために新たなシステムを自社で開発するには、開発エンジニアの存在が必要不可欠ですが、そのようなエキスパートが社内にいないという悩みを持つ企業も少なくありません。
今回は、卸売業（D社）が当社所属のフリーランスエンジニアを活用することで、社内ツールをExcelからWebシステムへ移行し、生産性を1.5倍に向上させた事例をご紹介します。

活用事例

従業員数10,000人以上、設立より50年以上経過されているD社のフリーランスエンジニアのご活用事例です。

導入前に抱えていた課題

• 営業活動に関する情報（営業業績・顧客リストなど）をExcelにて管理・運用しており、データ破損や煩雑な運用が原因で余計な工数が発生していた。
• Webシステムへの移行を計画しているが、必要なリソースが不足している。
• 早期にWebシステムへの移行が求められるため、短期間での人材確保が求められていた。

ご提案したフリーランスエンジニアの経歴

• JavaScript、React、Node.jsを用いた開発経験が5年以上。
• ユーザーへのヒアリングおよびシステム仕様設計から対応が可能。
• ITベンチャーのSEとして自社プロダクトの要件定義から開発まで一連の工程を経験しており、フロント・バックエンドのシステム開発経験もある。

パーソルクロステクノロジーのフリーランスサービスを活用いただいた理由

• ハイスキルなフリーランスエンジニアをスピーディーに提案できる点。
• ユーザーへのヒアリングおよびシステム仕様設計の経験があるため、社内の意見を汲み取り、自社に合ったシステム開発が可能だと判断。
• パーソルクロステクノロジーのフリーランスサービスは、受託責任者が日々業務の履行状況を確認し、フリーランスエンジニアをフォローアップできる体制があるため。

ご支援後の効果

• システム化による業務効率の向上：
  ハイスキルな人材がユーザー目線でヒアリングを行い、業務をフローチャート化することでボトルネックが見つかり、業務の効率化につながった。
• スピーディーなシステム移行が実現：
  営業業務で使用されていたExcel管理ツールを約3カ月でWebシステムに移行。分散管理されていた情報を一元管理することで、営業活動の利便性が向上した。
• 営業活動の生産性が向上：
  Webシステムの導入により、顧客情報や案件情報の入力・参照が簡易化され、営業進捗の可視化、案件管理の属人化の解消が実現。営業担当1人あたりの事務作業時間が1時間／日程度削減され、生産性が1.5倍に向上。その結果、同じ人員数で扱える案件数も増加した。

ハイスキルな人材確保の鍵は、フリーランスエンジニア活用

Excelは汎用性が高く、広く浸透しているアプリケーションソフトウェアです。しかしながら、人的作業によるミスが起きたり、業務の属人化の原因になったりするという問題点もあります。今回の事例ではフリーランスエンジニアを活用することで、営業業務の支援ツールをExcelからWebシステムに短期間で移行することができ、生産性を大幅に向上させることができました。
また、フリーランスエンジニアの専門知識と豊富な経験により、業務内のボトルネックも見つかり、業務効率化にも寄与しました。
企業にとって、豊富な経験を持つフリーランスの活用は人材確保の有力な手段であり、今後もその活用が注目されていくでしょう。

■サービス案内資料：
フリーランスサービスについての詳細と資料請求・ご相談はこちら

• 本サイト内に記載されている会社名、システム名、プログラミング言語名、製品名は、各社の商標または登録商標です。