ニュース(プレスリリース)

パーソルクロステクノロジーに関するニュースについて紹介します。

未経験からスタートして高度領域も経験可能なセキュリティエンジニア育成を開始

2019.11.05

プレスリリース

KDDIデジタルセキュリティとパーソルテクノロジースタッフ

未経験からスタートして高度領域も経験可能な
セキュリティエンジニア育成を開始

2020年上期中に30名育成しICT業界へセキュリティ人材輩出を目指す

KDDIの子会社で総合的なセキュリティソリューションを提供するKDDIデジタルセキュリティ株式会社 (本社:東京都千代田区、代表取締役社長:森岡 秀、以下KDDIデジタルセキュリティ)と総合人材サービスのパーソルグループでIT・ものづくりエンジニアの人材派遣を手掛けるパーソルテクノロジースタッフ株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:礒田 英嗣、以下パーソルテクノロジースタッフ)は、未経験から高度領域までを経験した後、ご自身でキャリアパスを選べるセキュリティエンジニアの育成を2019年11月よりスタートいたします。

背景1:情報漏洩リスクの懸念拡大や新領域への事業展開に伴い、セキュリティエンジニアニーズが高度化
セキュリティエンジニア派遣ニーズは前年比 約1.5倍に増加

企業におけるセキュリティニーズは、これまでIT資産のシステム監視やセキュリティ監視が中心でしたが、現在は企業のさまざまな情報漏洩リスクや、IoT、自動運転などの先端技術、決済アプリなどに関わるセキュリティへの懸念を背景に、大きく変化しています。それにより、悪質な攻撃の傾向を分析するSOC(※1)やアナリストといった、セキュリティエンジニアの中でも比較的高度な領域の職種ニーズが高まってきています。
また、10年前より業界に先駆けてセキュリティエンジニア育成・派遣を行ってきたパーソルテクノロジースタッフにおいては、セキュリティエンジニアについてのご相談が前年比約1.5倍となるなど、セキュリティエンジニアニーズは質・量ともに高まりをみせています。

※1 SOC…Security Operation Centerの略。セキュリティ監視を行う拠点

背景2:高まるエンジニアニーズに対し、高度領域のエンジニアが不足
原因はセキュリティエンジニアとしての体系的なキャリアパスを築ける機会の少なさ

セキュリティエンジニアニーズの高度化が進む一方で、SOCやアナリストといった高度領域のエンジニアは不足傾向にあります。セキュリティエンジニアの業務内容は、SOC、CSIRT(※2)の構築・運用、セキュリティ診断、セキュリティシステム監査、セキュリティコンサルタントなどに細かく分類されますが、これまでは監視を担当するエンジニアが全体の割合のうち、多くを占めていました。
※2 CSIRT…Computer Security Incident Response Teamの略。セキュリティインシデントに対応する専門チーム

セキュリティ領域における高度人材が不足している原因には、体系的にキャリアアップを図ることができる環境の少なさが考えられます。比較的新領域であるため、未経験もしくは他領域の経験を持つエンジニアの多くは運用業務からセキュリティ業務をスタートしますが、その後次のステップとなる業務が同一企業内に存在しないケースも多く、パーソルテクノロジースタッフより就業しているセキュリティエンジニアにおいても、異なるセキュリティ業務にチャレンジする場合は、改めて学習をした後、就業先企業の変更が必要になるなど、キャリアチェンジに際しては時間がかかることがあります。

概要:最大3年間かけてセキュリティエンジニアとしての業務を一通り経験可能

この度、KDDIデジタルセキュリティとパーソルテクノロジースタッフは共同で、未経験からスタートし、最大3年間かけて高度領域や多様な業務を経験できるセキュリティエンジニアの育成を開始いたします。パーソルテクノロジースタッフで必要な研修を受けた後、KDDIデジタルセキュリティにて就業いただきます。

世界各国に広がるグループ会社のセキュリティを守っているKDDIデジタルセキュリティでは、数多くのプロジェクトが進行中。あらゆる業務を社内で行っているため、セキュリティエンジニアとしての多様な業務を経験することが可能です。就業後は、パーソルテクノロジースタッフの専任のキャリアアドバイザーによるフォローを受けながらセキュリティエンジニアとしてのキャリアデザインを実施します。

意向やキャリアの方向性にあわせて、セキュリティエンジニアとして全体像を把握したうえで、KDDIデジタルセキュリティ内で体系的に一通りの役割・業務を経験することもできるため、自身の希望や志向、適性などに合わせたキャリアパスを選択することが可能です。

最大3年の就業を経た後は、KDDIデジタルセキュリティまたはパーソルテクノロジースタッフでの雇用や他企業への就職など、多様なキャリア選択肢を想定しています。


KDDIデジタルセキュリティ株式会社について

https://www.kddi-dsec.com/

KDDIデジタルセキュリティ株式会社は、2018年にKDDI株式会社と株式会社ラックの合弁により誕生しました。KDDIのICTソリューション (ネットワーク、IoTプラットフォームなど) と、ラックの高いセキュリティ分析力・技術力を融合することにより、お客さまが安心できるICTを提供し、お客さまの事業躍進に貢献します。

パーソルテクノロジースタッフ株式会社について

https://persol-tech-s.co.jp/

パーソルテクノロジースタッフ株式会社は、パーソルグループの「派遣・BPOセグメント」のうち、IT・ものづくりエンジニアの人材派遣サービスを提供しています。テンプスタッフ・テクノロジーとインテリジェンス派遣部門の経営統合により、2017年1月よりパーソルテクノロジースタッフ株式会社へ社名変更。グループの総力をあげて、労働・雇用の課題の解決を目指します。

「PERSOL(パーソル)」について

https://www.persol-group.co.jp/

パーソルグループは、「はたらいて、笑おう。」をグループビジョンに、人材派遣サービス「テンプスタッフ」、転職サービス「doda」やアルバイト求人情報サービス「an」、ITアウトソーシングや設計開発など、人と組織にかかわる多様なサービスを展開しています。
また、人材サービスとテクノロジーの融合による、次世代のイノベーション開発にも取り組んでおり、市場価値を見いだす転職サービス「ミイダス」、ITイベント情報サイトおよびイベント&コミュニティスペース「TECH PLAY」、オープンイノベーションプラットフォーム「eiicon」、クラウド型モバイルPOSシステム「POS+ (ポスタス)」などのサービスも展開しています。

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