ニュース(プレスリリース)

パーソルクロステクノロジーに関するニュースについて紹介します。

パーソルクロステクノロジー、スマートファクトリー化で
製造現場の生産性向上を支援

2023.09.13

プレスリリース

2023年9月13日
パーソルクロステクノロジー株式会社

パーソルクロステクノロジー、スマートファクトリー化で
製造現場の生産性向上を支援
~2026年までに200名のスマートファクトリーエンジニアを育成~

「はたらいて、笑おう。」をビジョンに掲げるパーソルグループで、テクノロジーソリューション事業を手がけるパーソルクロステクノロジー株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:正木 慎二、以下:パーソルクロステクノロジー)は、AI・IoT技術を活用したスマートファクトリー化を支援するサービスを2023年9月から開始します。また、本支援サービスを担うスマートファクトリーエンジニア※1を2026年末までに200名育成し、製造業現場の生産性向上、製造DXの実現に貢献します。

■背景:高まるスマートファクトリーのニーズ

経済産業省が提唱したスマートファクトリーロードマップ※2の中核となるコンセプト『スマートファクトリー(スマート工場)』は、AIやIoT技術によりデジタルデータを活用・AI連携した製造現場を意味します。スマートファクトリーの取り組みは、業務フローやプロセスの改善に加え、品質の高い製品を低コストかつ短期間で製造できるため、世界中で注目を集めています。
特に日本における労働人口の減少は加速の一途をたどり、在庫の最小化、設備の予知保全、品質の安定化など、これまで以上に製造業の生産性と効率性を上げることが求められています。このような背景から、効率的な工場稼働の実現のため、スマートファクトリー化のニーズが高まっています。
スマートファクトリーの世界市場規模は、2020年から2027年の間に年平均9.74%成長し、2027年には5,142億9,000万米ドルに達すると予測される※3など、センサーや制御装置、ネットワーク技術に加え、システム構築など、今後多岐にわたり需要が高まっていく見通しです。

※1 製造×ITによるスマートファクトリー化の促進・導入を担当するエンジニアのこと
※2 経済産業省 中部経済産業局「スマートファクトリーロードマップ」
https://www.chubu.meti.go.jp/b21jisedai/report/smart_factory_roadmap/
※3 株式会社グローバルインフォメーション市場調査レポート「スマートファクトリー市場- 成長、動向、予測(2023年~2028年)」https://www.gii.co.jp/report/moi1198364-smart-factory-market-growth-trends-covid-impact.html

■概要

①日本のスマートファクトリー化を支援するサービスを開始
スマートファクトリーエンジニアと、モノづくり領域・IT領域のエンジニアの技術を融合させることで、製造工程を理解したAI活用やIoT導入に向けた複合的なサポートが可能となります。パーソルクロステクノロジーのエンジニアがお客さまのもとで伴走しながら、製造DXやスマートファクトリーの実現を総合的にご支援します。

【スマートファクトリーエンジニアがご支援できること】
・データ抽出サポート業務
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データ収集から行うお客さまに対し、各種センサーの知識を有するエンジニアが、抽出方法の検討から外注選定、導入支援、構築後の運用サポートまで実施します。

・データ分析サポート業務
すでに必要なデータ収集を始めているお客さまに対し、「統計検定データサイエンス(DS)基礎」の資格を有する技術者が、PythonやBIツールでのデータ加工、分析を行い、課題点や特異点抽出をサポートします。

②総合的DX推進・IoTやAI関連技術を持つエンジニアを200名以上育成
スマートファクトリー化を進めるには、IoT技術を取り入れ、工場の省人化・無人化の取り組みや、最適化・効率化による生産管理、状態可視化などの総合的な製造DXの知見・技術が必要です。スマートファクトリーロードマップでは、「スマート化」におけるデータ活用レベルが3段階で定義されていますが、すべてのレベルにおいて対応できる人材を自社で育成することは、人材不足が続く製造業において非常に難しい状況です。

データ活用レベル概要
レベル1設備センサーを付けたり、人の作業情報をセンシングすることで稼働状況、作業状況を収集・把握できる
レベル2収集したデータをロボットに学習させることで、人の行動を予測し、協調して作業できる
レベル3人とスマートロボットによる協調した作業を最適化することで、人の作業の効率性を向上できる
必要スキル対応可能業務
センシングスキル信号処理に関する知見を有し、センサーの特徴を理解、選定ができる
統計・分析スキルPowerBIを使用し、データの可視化が可能。またデータサイエンス基礎スキルを有し、因果分析に対応できる
データ処理スキルPythonなどを使用し、ビッグデータ整理、必要情報の抽出・活用ができる

パーソルクロステクノロジーは、自動車、産業機械、医療機器、ロボット開発などのモノづくり領域と、クラウド、システム開発などのIT領域における技術力を併せ持っており、多くのお客さまに高付加価値・高品質な技術サービスを提供しています。
今回、スマートファクトリー化に必要な、上記スキルを有したエンジニアを2026年までに200名以上育成し、お客さま先でご支援するという、スマートファクトリーエンジニアによる支援サービスを開始しました。製造業現場の課題を解決し、さらなる生産性向上に貢献してまいります。

【お客さまのスマートファクトリー化を総合サポート】
パーソルクロステクノロジーでは、お客さまの方針やご要望に応じ、サービス内容のカスタマイズも検討可能です。既存技術と共に、スマートファクトリー化によるお客さまの生産性向上、製造DXの実現をご支援いたします。ご相談やご質問は、こちらよりお問い合わせください。https://persol-xtech.co.jp/contact/

■パーソルクロステクノロジー株式会社について<https://persol-xtech.co.jp/

パーソルクロステクノロジー株式会社は、2023年1月、パーソルR&D株式会社とパーソルテクノロジースタッフ株式会社、パーソルプロフェッショナルアウトソーシング株式会社の経営統合により設立。
自動車・航空宇宙・産業機器・家電・ロボットといったモノづくりから、システム、通信、WebといったIT領域までを、技術コンサルティング、請負、技術者派遣、準委任にて、企業さまの技術支援をしています。私たちは、人と組織のはたらき方に変革を起こすことで社会課題を解決してまいります。

■「PERSOL(パーソル)」について<https://www.persol-group.co.jp/

パーソルグループは、「“はたらくWell-being”創造カンパニー」として、2030年には「人の可能性を広げることで、100万人のより良い“はたらく機会”を創出する」ことを目指しています。
さまざまな事業・サービスを通じて、はたらく人々の多様なニーズに応え、可能性を広げることで、世界中の誰もが「はたらいて、笑おう。」 を実感できる社会を創造します。

お問い合わせ先
パーソルホールディングス株式会社 広報室
TEL:03-6385-6829 MAILpr@persol.co.jp

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