ニュース(プレスリリース)

パーソルクロステクノロジーに関するニュースについて紹介します。

難民・避難民の背景を持つ外国人を
エンジニアとして育成するプログラムを2月開始

2024.02.09

プレスリリース

2024年2月9日
パーソルクロステクノロジー株式会社

難民・避難民の背景を持つ外国人を
エンジニアとして育成するプログラムを2月開始
~多様性を活かしたイノベーションと新たな雇用の創出へ~

「はたらいて、笑おう。」をビジョンに掲げるパーソルグループで、テクノロジーソリューション事業を手がけるパーソルクロステクノロジー株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:正木 慎二、以下:パーソルクロステクノロジー)は、難民の背景を持つ外国人(以下:難民・避難民)を雇用し、エンジニアとして育成する取り組みを2月1日より開始したことを、本日お知らせいたします。当社は本取り組みを通じて、難民・避難民の方々を支援するとともに、雇用の創造、そして多様性を活かしたイノベーション創出につなげます。

■背景:難民・避難民を含むあらゆる人々の日本での生活、はたらくの課題

パーソルクロステクノロジーではかねてより、日本国内の労働人口減少という課題に対して、外国人材の採用を積極的に行ってきました。
そのような中、2022年に日本国内で難民認定申請を行った外国人は3,772人にも及び、前年より1,300人以上増加しました※1。また、2022年2月のロシアの侵攻により日本へ逃れてきたウクライナからの避難民は2,590人に及びます※2。彼らの中には、さまざまな要因から就職が難しく、避難してきた日本で困難な生活をしている方が多く存在するという現実があります。

※1 法務省「令和4年における難民認定者数等について」 https://www.moj.go.jp/isa/content/001393012.pdf
※2 出入国在留管理庁「ウクライナ避難民の受入れ・支援等の状況について(令和6年2月5日時点)」 https://www.moj.go.jp/isa/publications/materials/01_00234.html

■概要:パスウェイズ・ジャパンと連携し、難民・避難民留学生の雇用を開始

パーソルグループではありたい姿として「“はたらくWell-being”創造カンパニー」を掲げ、その実現に向け8つのマテリアリティ※3を特定しています。パーソルクロステクノロジーでは、その中の5つのマテリアリティ※4の解決に向けてさまざまな取り組みを実施しています。今回は、特に「はたらく機会の創出」「多様なはたらき方の提供」「学びの機会の提供」、これら3つのマテリアリティ解決に向けた具体的な活動として、パスウェイズ・ジャパンと連携し、難民・避難民留学生の雇用を始めます。
パスウェイズ・ジャパンは「誰もが自身の力で未来を切り拓ける世界」をビジョンに掲げ、日本語学校や大学と連携した難民・避難民の受け入れ、高等教育支援のための奨学金提供や就職・自立支援などを行い、難民・避難民の新しい道を切り開くことを目指す一般財団法人です。
当社の難民・避難民雇用の第一歩としてパスウェイズ・ジャパンと連携し、2月1日よりウクライナ侵攻より避難されてきた大学生のインターンシップ雇用を開始しました。ビジネスマナー研修、エンジニア基礎研修ののち、ITエンジニアとして当社の社内プロジェクトにてRPAを用いた業務効率化などに携わっていただきながら、実務を通してエンジニアとしての育成を行います。
難民・避難民の中には、高度なスキル、はたらくことへの高いモチベーションを持った方々が多くいます。当社は今回の雇用をきっかけに、“はたらくWell-being”体現者の輪を広げていくとともに、これからも、人と組織の生産性の向上および、エンジニアの多様なはたらき方を追求し、はたらき方に変革を起こすことで社会課題の解決を図ることを目指します。

※3 はたらく機会の創出、多様なはたらき方の提供、学びの機会の提供、企業の生産性向上、多様な人材の活躍、データガバナンスの強化、人権の尊重、気候変動への対応
※4 はたらく機会の創出、多様なはたらき方の提供、学びの機会の提供、企業の生産性向上、気候変動への対応

■今回の取り組みによって入社したインターン生の声

「日本の就職活動は大変だと聞いていたので、パーソルクロステクノロジーに入社できたのは本当に嬉しいです。会社ではたらくということが初めてで、すべてが新しくて楽しいです。日本語で知らない言葉が出てくるので大変ですが、みんなが優しいので頑張れます。今はやりたいことのアイディアがたくさんあって、将来はデータアナリティクスに関する業務をやりたいと思っています。」(Y.Y)

■一般財団法人 パスウェイズ・ジャパンについて<https://pathways-j.org/

団体名「パスウェイズ・ジャパン(Pathways Japan,PJ)」には、国外から日本への道筋(Pathways)、そして難民となる経験を経た若者たちの未来への道筋という思いが込められています。世界各地で難民の状況となった人々を受け入れ、日本語教育と就労・自立支援を通じて、主体的に日本社会の一員となることができるようサポートするほか、日本で高等・専門教育を受ける機会を作り、提供しています。また難民の経験を持つ人々を、広く社会へ受け入れる環境・仕組みを日本やアジアで創りだしていくこともミッションに掲げ、難民となる困難な経験を経て、もう一度将来を掴もうと努力する若者を応援するさまざまなパートナーと共に、「誰もが自身の力で未来を切り拓ける世界」を実現することを目指しています。

■パーソルクロステクノロジー株式会社について<https://persol-xtech.co.jp/

パーソルクロステクノロジー株式会社は、自動車・航空宇宙・産業機器・家電・ロボットといったモノづくり領域から、システム、通信、WebといったIT領域までにおいて、技術コンサルティング、請負、技術者派遣、準委任にて、企業さまの技術支援をしています。私たちは、“尖った技術”の力で人と組織のはたらき方に変革を起こすことで社会課題を解決してまいります。

■「PERSOL(パーソル)」について<https://www.persol-group.co.jp/

パーソルグループは、「“はたらくWell-being”創造カンパニー」として、2030年には「人の可能性を広げることで、100万人のより良い“はたらく機会”を創出する」ことを目指しています。
さまざまな事業・サービスを通じて、はたらく人々の多様なニーズに応え、可能性を広げることで、世界中の誰もが「はたらいて、笑おう。」 を実感できる社会を創造します。

お問い合わせ先
パーソルホールディングス株式会社 広報室
TEL:03-6385-6829 MAILpr@persol.co.jp

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