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レポート
しごと体験テーマパーク「カンドゥー」でプログラミング教室を開催!

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10月23日、パーソルテクノロジースタッフのエンジニア社員を中心とするスタッフにより、しごと体験テーマパーク「カンドゥー」にて、ITエンジニア体験イベント「Try&Errorを楽しむ!プログラミングをやってみよう」を開催しました。当日は小学生とその親御さん、約60組が参加。プログラミングの考え方を楽しく体験しながら、ITエンジニアという仕事の魅力ついて知っていただきました。

学校教育以外の場でもプログラミングに触れ、親しんでもらうために

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今回のイベントで講師を務めたのは、「こどもLab.」の活動を行っているパーソルテクノロジースタッフの現役エンジニアたちです。「こどもLab.」とは、プログラミングを通して子どもの発想力や挑戦心を養うことを目的に活動しているパーソルテクノロジースタッフのプログラミング教室プロジェクトで、これまでにも小学校や自治体での出張授業など、多数のイベントで好評をいただいています。

「こどもLab.」の企画や運営を担い、イベント当日の司会を務めた中原久美(パーソルテクノロジースタッフ株式会社 技術本部 IT統括部)は、子ども向けのプログラミング教室を開催する目的や思いについて、以下のように語っています。

「2020年以降、小学校でのプログラミング教育も始まっていますが、私たちは学校で学べるものだけでなく、学問ではない形でもお子さんたちがプログラミングに触れる機会、親しんでもらえる場をたくさん作っていきたいと考えています。今回のようなイベントを通して、1人でも多くのお子さんにプログラミングの楽しさを知っていただき、プログラミングのことを好きになってもらえたらと願っています。また、プログラミングを通じて考える力が養われ、将来の仕事をするときの助けになれば嬉しいと思っています。夢やなりたい姿に向かっていく皆さんを私たちは応援しています」

Scratchを使って楽器と音を組み合わせて音楽を奏でよう(小学校低学年向け)

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イベント当日は、参加するお子さんの年代に合わせて「小学校低学年向け」「小学校中〜高学年向け」の2種類のコンテンツが実施されました。

最初のコンテンツは、今回の会場となった「カンドゥー」のテーマに合わせて、世の中にあるさまざまな仕事の紹介からスタート。社会や人々にとっての仕事の役割や意味について考えた後は、次のコンテンツ「プログラムってなんだろう?」。エレベーターや自動車など、子どもたちの身近にあるプログラム事例を説明するとともに、それを作っているプログラマーという職業を紹介しました。

そしていよいよメインコンテンツであるタブレットを使ったプログラマー体験です。 低学年向けのコンテンツで使用されたのは、ビジュアルプログラミング言語のScratch。画面上のカラフルなブロックをつなげていくだけで命令や実行といったプログラミングの考え方を、視覚的・感覚的に理解できる言語です。

お子さんたちは、エンジニア講師の説明やサポートを受けながら、タブレット上で自分の好きな楽器×音×動きを組み合わせ、親御さんたちと一緒になって思い思いの楽器作りに取り組んでいました。

終了時間に近づくにつれて会場のあちこちから楽器の音が聞こえるようになり、ついさっきまで真剣な顔でタブレットと向き合っていたお子さんたちの顔にも笑顔が見られました。また、「できたよ!」「音が鳴った!」と手を挙げて喜ぶお子さんの姿も見受けられるなど、多くの参加者がプログラミングを自然に楽しんでいる様子が伺えました。

MinecraftがテーマのHour Of Codeでプログラミングをしよう(小学校中〜高学年向け)

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中〜高学年向けのコンテンツでは、さまざまなデバイスからインターネット経由でアクセスできるHour Of Codeを使った体験学習が行われました。Hour Of Codeには有名な映画やアニメ、ゲームに登場するキャラクターを使った学習メニューが用意されています。今回のイベントでは「世界中でもっとも売れたゲーム」との呼び声も高い『Minecraft』のキャラクターを動かしながら全14種類のステージをクリアしていくプログラム学習を体験しました。

また、体験学習に入る前には、「プログラムとはコンピューターへの指示です。プログラムの基本は順番に実行する順次、当てはまるときにだけ実行する分岐、繰り返し実行する反復の3つ。この3つの繰り返しで複雑な命令を実行します」といった低学年向けのコンテンツにはなかったプログラムの概念的な説明も行われました。

低学年向けのコンテンツと比べて難易度が上がっていることもあり、体験学習が始まるとお子さんたちと一緒にタブレットを見つめる親御さんたちの表情も真剣そのものに。子どもたちの方もさぞかし頭を悩ませているかと思いきや、幼い頃からインターネットやタブレットに親しんでいる世代だけあって、最初に講師の説明を聞いただけで次々とステージをクリアしていくお子さんの姿も見られました。

また、最初は苦労していたお子さんたちも、テーブルを回るエンジニア講師たちのアドバイスを受けてコツを掴むと、その後は夢中になってタブレットに向き合い、各ステージを冒険しました。中には終了時間が来てもタブレットを抱えたまま試行錯誤を続けている子もいて、多くの子どもたちが「自分で考えて解決策を探していく」というITエンジニアに求められる思考プロセス体験を楽しんでいたようです。体験学習終了後、講師たちの「楽しかったですか?」という問いかけに対し、たくさんのお子さんが手を挙げて応えていました。

久しぶりのリアル・対面開催となったプログラミング教室の手応え

イベント終了後、中原は次のように感想を述べました。

「ここ2年ほどはコロナ禍の影響もあり、こどもLab.でもプログラミング教室は中止や延期が続き、今回は久しぶりの開催となりました。コロナ禍ではオンラインで実施するイベントも多かったため、改めて参加者の皆さんの反応を見ながらサポートすることや、ご家族ごと、お子さんごとの個性に合わせた対応ができることの良さを実感しました。
パーソルテクノロジースタッフは、今回のようなプログラミング教室、こどもLab.などエンジニア発信のCSR活動を実施しています。参加エンジニアにとっては、専門用語を理解していない子どもたちに分かりやすく伝えたり、子どもたちの何かを掴んだ時の表情や“楽しかった”という反応に触れることができ、普段の仕事では得られない貴重な体験となっています。このようなイベントを通じて、参加したエンジニアが新たにやりたいことを見つけられるとより楽しい会社になると思います」

今後もパーソルテクノロジースタッフでは、今回開催した子ども向けプログラミング教室のような社会・地域に貢献できる取り組みや、エンジニアという仕事の魅力を発信するイベントを積極的に実施していく予定です。

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