事例
エンジニア領域の様々な技術課題に
対応しています。
商用車用 排気系部品のCAEによる強度解析
導入に至ったきっかけ
本件のお客様は、商用車の排気系部品を短期間で開発する必要があったため、CAEによる強度解析の実施が可能な信頼できるエンジニアリング企業を探されていました。
導入前に抱えていた課題
従来の試作品を評価する開発手順では実験評価での手戻りが多くなるため、量産立ち上げまでの日程が厳しい状況でした。そこで「精度の高い動解析」で恒久仕様の絞り込みを行い、実験評価の変数を減らすことによる開発期間の短縮を必要とされていました。
導入後の活用例
当社は、開発不具合、市場品質における問題等に対応するために、現物、現象を把握し、力学的な観点に基づいた妥当性の検証と分析をCAE解析で再現。対策設計へのフィードバックを行い、「その製品が目標とする機能、耐久性を満足させられるか」の判定まで対応しました。
もたらした効果、達成した数値
「対策品の設計⇒試作⇒現物評価」では実験の手戻りが増え開発遅れが生じてしまうところ、対策仕様をCAE解析にて絞り込んだため、実験日程を短縮することが可能となりました。その結果、開発日程の遅れを取り戻すことができ、量産立ち上げの日程を守ることができました。
当社では、CAE解析の実施に留まらず、解析の結果分析を基に、合理的な設計変更提案や当社設計部との連携による詳細設計提案も可能です。さらに、実験部との連携による実機の確認など、トータルでのサポートをご提供いたします。