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会計システムの保守・運用をアウトソーシング、年間保守コストを20%削減(大手流通業様)

※当サイトは2024年7月1日にパーソルプロセス&テクノロジー株式会社から移管されました。

大手流通企業様ではIT部門の社員は事業側の立場で企画、マネジメントを担い、IT領域は専門家に任せる方針を掲げ、会計システムの保守・運用を当社にアウトソーシング。継続的改善により、サービス品質の向上とコスト削減を実現しました。

  • 活用ソリューション・サービス: ITリノベーション(保守・運用)
  • 適用業務: アプリケーション保守・運用のアウトソーシング

【導入前の課題】
IT部門社員の維持管理業務の割合の軽減、アプリケーション保守・運用のサービス向上とコスト削減

大手流通企業様では、IT部門の社員がシステムの維持管理業務に精一杯となり、事業側のビジネス課題に対する解決・企画に手が回らない状況に陥っていた。IT領域は専門家に任せる方針を掲げ、アプリケーションの保守・運用を当社にアウトソーシングし、IT部門はビジネスに貢献できる組織へと変革を遂げた。また、アプリケーションの保守・運用のサービス品質とコスト削減を実現した。

【ソリューション】
戦略的アウトソーシングによるサービス品質の向上とコスト削減

ベトナムオフショアの活用

お客様、他のベンダーの業務を承継する際に定型化を行い、オフショアを活用。加えて、業務知識を教育することで、非定型業務についてもオフショアのカバレッジを向上。

アプリケーション可視化サービスの活用

ブラックボックス化したレガシーシステム(汎用機)は、自動可視化サービス(リバースプラネット)を活用して、遺産化している不要資産の削減と、自動生成による生産性向上で効率的に設計書の再作成を実現。後に、ホスト撤廃のツールとしても活用した。オープン系領域についてはChange Minerを活用し、アプリケーション構造の可視化をすることで、システム改修時の生産性、テスト品質を向上させた。

将来に向けた準備

システムロードマップとダウンサイジングの検討と実施 IFRS(国際会計基準)の影響分析や、今後のシステム変革のロードマップ策定の支援を実施。また、ダウンサイジングによる更なる経費削減を実現した。

【導入効果】
アプリケーション年間保守コストを20%削減

属人・ブラックボックス化されたシステムを可視化し整備するとともに、マルチベンダー(4社)からシングルベンダー体制への集約することで、運用保守・人件費の20%削減を実現。さらに、発生インシデントの50%削減も実現しました。

既存のIT維持コストは3.8億円/年間、改善後のIT維持コストは2.9億円/年間となり、20%以上の削減ができている

【成功のポイント】
アプリケーション保守だけでなく、システム保守環境を再構築

アプリケーション保守のみならず、ネットワーク回線、データセンター費用、ハードウェア・ソフトウェア保守契約の見直しまで踏み込んだシステム保守環境の再構築を実施しました。また、暗黙知の可視化による形式知領域の最大化や、保守業務の徹底したプロセス化も成功のポイントです。

BEFORE

  • IT部門社員のワークスタイル変革、アプリケーション保守のサービス品質の低下
  • 事業戦略の迅速なシステム化が必要に

AFTER

  • アウトソーシングの活用によりIT部門社員をビジネス企画へシフト。また、サービス品質の向上とコスト削減を実現
  • 将来のシステム変革へ向けたロードマップを策定し、継続的改善のアプローチでシステムをリノベーション

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