事例

損害保険業界におけるクラウド移行とセキュリティ強化をけん引
～専門のクラウドエンジニアがコンサルティングから実装まで支援～

クラウド環境への移行は、企業にとって多くのメリットをもたらします。それは、コスト削減、スケーラビリティ向上、セキュリティ強化、高可用性、運用負担軽減、最新技術の迅速な利用などです。しかしその一方で、社内エンジニア人材の知識と経験不足、データ移行の複雑さやシステムの互換性問題などにより移行が容易にできないという課題があります。今回は、専門的な知識を持つフリーランスのクラウドエンジニアを活用することで外部ベンダー依存から脱却し、内製リソースでの運用が可能となった成功事例をご紹介します。

活用事例

従業員数100人ほど、設立より30年経過されている中堅企業におけるフリーランスエンジニアの活用事例を紹介します。

導入前に抱えていた課題

• 最新技術の活用やコスト面など、企業にとってのメリットを背景に、オンプレミス環境である物理サーバーからクラウド環境に移行したい。
• 社内にはクラウド環境に詳しい人材がいないため、外部ベンダーに依存している。
• データ移行の複雑さや現行システムとの互換性に課題がある。

ご提案したフリーランスエンジニアの経歴

• AWS（Amazon Web Services）構築経験4年以上、ネットワークサーバー構築、セキュリティ設定に精通している。
• クライアントの要件に合わせたシステム設定や、将来的な拡張を見据えたコンサルティングの実績が豊富。
• 官公庁や生命保険業、製造業などさまざまなプロジェクトでインフラ更改やトラブルシューティングを担当した経験がある。

パーソルクロステクノロジーのフリーランスサービスを活用いただいた理由

• 金融や官公庁などこれまで経験しているプロジェクトにおける業界が、損害保険業界との親和性が高く、個人情報やセキュリティ観点においても特有のガイドライン含め取り扱いの厳しい業界の経験がある点。
• コンサルティング経験にプラスして、上流から下流工程までの幅広い開発経験もあり、新規案件だけでなく更改案件などを含め、発注希望業務への知見があり期待が持てる点。
• パーソルクロステクノロジーの受託責任者が日々就業実績を確認し、フリーランスエンジニアをフォローアップできる体制があるため。

ご支援後の効果

• スムーズなクラウド移行：
  オンプレミス環境からクラウド（AWS）環境へのスムーズな移行を3カ月間で実現。データ移行の複雑さを克服し、互換性の問題も解決できた。
• 社内技術レベルが向上（内部リソースでの運用）：
  クラウド環境に詳しいフリーランスエンジニアを配置することで、外部ベンダー依存から脱却し、内部リソースでの運用が可能となった。併せて社内技術のレベル向上と蓄積ができた。
• セキュリティとパフォーマンス向上：
  クラウド環境のセキュリティ設定やバックアップ設計が強化され、システムの信頼性とパフォーマンスが向上できた。

ハイスキルな人材確保の秘訣はフリーランスエンジニア活用

今回の事例では、フリーランスエンジニアを活用することで、スムーズなクラウドの移行を実現し、システムの信頼性とパフォーマンスの向上に成功。またコスト削減、業務内製化、セキュリティ強化など、企業は最新技術の活用や効率的な運用と高いセキュリティを確保することができました。

当社のフリーランスサービスは、企業とフリーランスエンジニアの間に当社が受託責任者として管理する「再委託型サービス」であるため、安心・安全に導入いただけます。企業にとって、フリーランスエンジニアの活用は人材確保の有力な手段であり、今後もその活用が注目されていくでしょう。

• AWSは、米国その他の諸国における、Amazon.com, Inc.またはその関連会社の商標です。