PROFESSIONAL
INTERVIEW
機械設計
技術職
Kohji.F
基本的な設計知識を学んだ後、2カ月目以降より自動車メーカーにて外装設計の委託業務に携わる。ミニバンのドア下モールを2車種とSUVのリアバンパー/ランプを金型製作着手まで担当。
元メーカー社員
新たな設計スキルの獲得
で、まだ見ぬ答えに挑む!
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01
元メーカー社員 × 新たな設計スキルの獲得
メーカーからの転職で実現した、新たな設計スキルの獲得。
前職は、自動車メーカーの社員として 、調達する部品の仕様や方向性を決定するのが主要業務でした。現在は、同じく自動車製造業務のなかでも、外装設計という新しい領域に挑戦。金型要件や生技要件など、自動車部品の製造現場で直接役立つスキルを獲得。部品を生産する側の立場を深く理解することで、調達する側と生産する側 、両方の視点から部品に求められる最適な構造や形状を導き出すことができるようになりました。
現職で特に驚いたのは、樹脂製品の品質を上げるために行うチューニングの細かさです。樹脂部品では、製品になった際に反りや変形が生じるので、製品規格を満たすためには金型手配前の調整が必要になります。部品設計者は成形解析で製品になったときの形状を予測し、0.1mm単位の調整ができる技術をもっているのです。こうした新しい発見に加え、さまざまな部品の設計を経験したことで、成立性が困難な状況でも、「あの構造を採用すれば解決するのでは」という発想がすぐに浮かぶなど、多角的な視点から解決策を引き出すアプローチや考え方ができるようになりました。 -
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02
前職と現在の業務内容
自分の知見や経験を、直接部品に反映できる。
前職では自動車メーカーに16年間勤務し、ランプやワイパーなどの外装に関わる電装部品の設計業務に携わっていました。現在は、SUV車種の外装設計業務の現場リーダーを業務委託で請け負い、前職ではできなかった部品の設計から深く携わっています。業務内容は、仕入れ先との部品成立性の確認や社内関係部署との日程調整、CATIAを使用した3Dモデルの作成、図面作成など。自身の知見や経験を生かして、理想的な構造や形状を直接部品に反映させることができ、大きなやりがいを感じています。
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03
活きている前職のスキル・経験
仲間の助けを得て乗り越えた苦難、チームワークに救われた。
前職では、チーム内で分業制をとっていたため、チームパフォーマンスを最大限に発揮するために、まずはチーム内で強固な信頼関係を築き、チームワーク力を向上させることを重視していました。それは現職でも心がけていることです。チームワークとコミュニケーションの重要性を最初に学んだのは、以前CATIAを使用して3Dモデルを作成したときのこと。操作スピードや完成品の精度がベテラン社員に追いつけず、チームに迷惑をかけたことがありました。一人では納期に間に合わせることができず、苦しい思いを経験しましたが、上司や周りのメンバーのサポートを受け乗り切ることができました。
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04
転職活動の理由、企業選びの軸
自己成長を実感しつつ、足りない部分や今後学ぶべき部分にも気づけた。
生涯エンジニアとして定年まではたらけるような会社、またそのバックアップ体制がある会社を求めてパーソルクロステクノロジーへ転職しました。これまで担当したことがなかった様々な部品に携われるため、新たな発見があって新しい経験を積むことができ、日々、自分自身の成長を感じながらはたらいています。仕事では、前職の設計とは違ったやり方や、ものの見方を知ることも。「まだまだやらなければいけないことがある」とワクワクできるのも喜びです。
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05
パーソルクロステクノロジーではたらく魅力
社員の「何を実現したいのか」に寄り添い、成長を促してくれる。
パーソルクロステクノロジーでは、エンジニアが何を望み、何を実現したいと思っているか丁寧にヒアリングし、柔軟に対応してくれます。エンジニア一人ひとりの行動特性を見極め、常に成長を促してくれる点も魅力の一つです。また、前職では一車種の部品を担当するのが平均で2~3年という開発スパンでしたが、パーソルクロステクノロジーでは、部品ごとの開発に限定されるため業務期間が短く、 入社後わずか3年でも多くの車種の部品を担当し、経験を積むことができています。
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