PROFESSIONAL

INTERVIEW

Professional Interview

ライフサイクルアセスメント

技術職

Junya.K

インクリボンメーカーでの営業を経て、地方自治体で施設管理や住民、関連団体・企業との折衝業務に携わる。その後、地方自治体のDXに向けたコンサルティング営業の経験を積み、2023年1月に入社。製造業における製品単位のCO2などによる環境影響を、定量的に評価するLCA事業に従事する。

分析力と課題解決力

×

環境分野のエキスパート

で、まだ見ぬ答えに挑む!

  • 01

    分析力と課題解決力 × 環境分野のエキスパート

    環境問題に取り組む企業を分析力でサポートし、社会全体の環境への意識を向上させたい。

    現在、私が従事しているのはLCA(ライフサイクルアセスメント)業務です。LCAとは、製品のプロセス全体に着目し、原料採取から製造、流通、消費、廃棄までの各工程で排出されるCO2などによる環境影響を、定量的かつ包括的に算定する手法のこと。環境への影響を数値で可視化することで、環境負荷低減や脱炭素に取り組む企業をサポートしています。昨今、地球温暖化などの影響により日本でも環境問題への意識が高まり、消費者に対して取り組みの実績を公表する企業が増えてきました。しかし、LCAの算定方法は複雑で多岐にわたるため、企業の課題や目的に合った最適な方法を探るためには、課題の分析力や環境の専門知識が必要になります。日本は、他国と比較するとまだまだ環境問題への意識が低いのが現実です。私たちの提供するサービスが社会全体の意識が向上する一助になることを願い、日々、業務にあたっています。

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  • 02

    前職と現在の業務内容

    自治体のDXコンサルティング業などを経て、企業の脱酸素を支援する「LCA業務」に尽力。

    インクリボンのメーカーでルート営業を担当したのちに、地方自治体で事務職を約6年間経験しました。担当したのは主に、学校給食費の徴収に際して滞納者にアプローチする業務と、公民館の維持管理業務です。給食費の滞納者、公民館の修繕工事業者、公民館の利用者や職員、勤務者などさまざまな方と関わるなかで、個人個人が抱える多様な事情や想いを汲み取り、合意形成するといった折衝力を養いました。また、私自身も積極的に業務改善を提案し、データ入力業務の自動化などを推進しました。その後、自治体のDX化が進んでいることに興味を覚え、自治体のDXコンサルティング業に転職。自治体への営業活動や業務改善のための研修事業に携わりました。現在は、職種を大きく変えて技術職に従事。LCAの技術チームのメンバーとして、環境の影響を評価するために必要なデータの分析や、LCAサービスの詳細をお客様に説明する際に使う資料作成などを担当しています。

  • 03

    前職のスキルや経験が活きている点

    表面上には見えない課題の背景を読み解き、お客様が必要としているデータを整理して提示する。

    自治体やコンサルティング会社で経験したさまざまな折衝では、合意を得るために客観的なデータを揃え、理論的に説明する必要がありました。その際、「なぜこのデータに注目するのか」「そこから見える課題は何か」「最善の解決策はどういったものなのか」などを、多くの立場の方に納得していただくことがポイントになります。例えば、公民館の工事計画を立てる際には、市民や勤務者などとの対話からニーズを探って仮説を立てながら、自治体内部の部署ごとに異なる方向性をすり合わせていきます。一方的な交渉だと理解は得られないので、それぞれの想いの裏側にある背景まで把握したうえで、俯瞰した視点のデータを整理して提示。さらに施工までに、内部で合意が取れた計画をもとに、市民をはじめとする関係者に施工の目的や意義を理解していただくプロセスを踏みます。そのほか、自治体では、部署内のルーティンワークの工数削減にも注力。例えば、毎年定期的に行っていたデータ集計を手入力から、Excelの操作を自動化するプログラム言語「VBA」を活用して自動化するなど、業務の効率化に貢献しました。Excelで効率化を考えるスキルは現職でも欠かせないため、実践で大いに役立っています。

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  • 04

    転職活動の理由、企業選びの軸

    サービスを提案する側から、提案後に実働する側へ。実務経験のないIT技術職へキャリアチェンジ。

    転職にあたっては、VBAを活用した業務改善の経験を活かしつつ、今後、より重要度を増すであろうIT関連に携わり、技術職としてスキルアップできる企業を第一に考えていました。しかし、遅めのキャリアチェンジということもあり、なかなかうまくはいきませんでした。そんななか、パーソルクロステクノロジーの採用面接では「未経験ではあるけれど、あなたの折衝力や業務改善力に期待している」と、これまでの経験が転職後の業務に想像以上に有用と評価頂いたことにとても驚きました。同時に、社員一人ひとりの特性やキャリアプランを考えてくれる会社の姿勢や、そのための制度が豊富に揃っていることに大きな魅力を感じたのです。例えば、個人の役割やスキルアップを重視するほか、自分で設定した目標の達成度合いを評価するなど、自身の成長や市場価値が総合的に評価されます。また、個人の自己実現をサポートする学習支援制度や、キャリアを実現させるための道筋を社内だけに捉われず一緒に考えてくれる風土もあります。実務経験のない業界へのキャリアチェンジになりましたが、内定後のフォローアップ時に未経験者向けの研修への案内もあり、不安なく転職活動を終えることができました。

  • 05

    パーソルクロステクノロジーではたらく魅力

    社員が望むキャリア実現を第一に考え、一人ひとりが目指す未来に寄り添ってくれる。

    入社後にまず感じたのは、グループビジョンである「はたらいて、笑おう。」を体現する職場の前向きな雰囲気です。私はリモートワークが中心ですが、チャットツールを活用し、社内のコミュニケーションは活発。チーム内にはIT業界経験者のほか、コンサルティング業、不動産業など異業種の経験をもつメンバーが多く、新しい分野にチャレンジしようという意識が強く感じられます。また、キャリアデザインに対するフォローの手厚さも、想像以上でした。特に、私のチームでは上司との1on1を2~3週間に1度の頻度で行うなど、業務上の悩みやキャリアビジョンを相談する機会が多くあり、今まで培ってきた折衝力・業務改善力が、私が想像していた以上に役立っている実感を、社内コミュニケーションを通じて得ることができました。そのうえで、興味ある未知の分野にチャレンジする姿勢も評価してもらえる。今後のキャリアデザインの選択肢も柔軟で、社内のみならず、希望によってはグループ会社、他社にも視野を広げて親身に寄り添ってくれる会社の方針にも共感しています。

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MY VISION

わたしが描く未来のキャリア

ITや環境分野の専門スキルも身につけ、「環境」と「業務改善」のエキスパートになりたい。

LCA業務は、パーソルクロステクノロジーの中でも新しい取り組みの一つです。また、カーボンニュートラルを含む環境問題は、人類が直面する重要課題でありながら、専門人材が少ない分野だと考えています。技術的にも発展途上にあり、その分、チャレンジし甲斐のある領域です。そこで、私がこれから挑戦したいのは、「環境」と「業務改善」のエキスパートになること。現在はデータ分析や調査業務を中心にLCA業務の一端を担っていますが、ITや環境分野の専門知識をさらに習得し、「環境」と「業務改善」を関連づけて新しい取り組みを考えて実践できればと思っています。社内には、手を挙げれば研修を受けられたり、資格取得をサポートしてもらえたりと、個人の自己実現や価値向上を支援する制度が充実しています。これらも活用しつつ、自らもチャレンジをし続けて周囲に良い影響を与え、「はたらいて、笑おう。」のビジョン実現を牽引していく人材になるのが目標です。

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