電力現場の人材不足や危険な業務を解決できるドローンを開発
M.S.
機械設計
2019年新卒で入社し、5月より派遣で民間航空機エンジン部品の品証業務を行う。2020年12月より、同じく派遣で大型ドローンの評価・運航業務を担当。
ドローンを使い、電力現場の人材不足を解決する
ー 業務について詳しく教えてください。
電力現場の鉄塔メンテナンスに使用する機材や塗料などを、大型ドローンで運ぶ運航業務を行っています。電力会社が持っている鉄塔のメンテナンスでは、3~5名ぐらいの人力で1人が20~40kgぐらいの荷物を背負い、鉄塔のある山まで登っていきます。かなりの重量物の運搬になるためとても危険な作業で、作業員の負担も大きく、どんどん人材が減っているという課題がありました。ドローンを使用して重量物を運搬できれば作業員の負担も減り、人員不足も解決できます。電力現場の課題を解決する仕事です。
9:00
出社試験準備(バッテリーや機体準備)
10:00
耐久飛行試験
12:00
ランチ
13:00
MTG各自の進捗確認や目標飛行時間までの確認
13:30
耐久飛行試験
17:00
片付けデータ整理
18:00
タスク整理
お客様の要望を叶えるために試行錯誤、成功すれば大きな喜びに
ー 1日の業務のなかでやりがいを感じる瞬間は?
運航業務をやり切ったとき、試験を無事に終えたときにやりがいを感じます。ドローンでものを運ぶので準備にも非常に神経を使います。なので、最後まで運ぶことができるとかなりうれしいですね。新しいものを開発しているので試験をしても思うようにいかないことばかりですが、お客様の望みを実現する方法を考え試行錯誤し、無事に成功したときは大きな達成感が得られます。
派遣だけれど周囲とのつながりも持てる、様々な経験ができ成長を実感
ー 入社して感じたことを教えてください。
特定の製品にこだわらず幅広い仕事をしたいと考えながら就活をしていました。パーソルR&D(現パーソルクロステクノロジー)を選んだのは、特定製品に特化したメーカーよりエンジニアリングアウトソーシングのほうがより多くの製品に関われるのではないかと考えたためです。想像していたよりずっと希望通りに働かせてもらっていますし、様々な経験をさせてもらえるのはとてもありがたいです。派遣での就業というと孤独なイメージを持つかもしれませんがそんなことはなく、私は周囲のスタッフの方々と協力して働いています。もっと周囲とつながりが持てず1人でいるのではないかと思っていたため、うれしい驚きでした。
わからないことでも、自分なりに考えて何らかのアウトプットをする
ー 仕事のなかで大変だったことはありますか。
操縦中に機体トラブルが起き、落下させてしまったことがあります。その際は一度開発をストップし、メンバー全員でこれからどうするか、どの方向に進みたいかを話し合って方向性を一致させ乗り越えました。その話し合いのなかで、私にはわからない内容もありましたが、わからない、関係ないという理由で意見を言わないのは違うと思ったので、わからないなりに自分で考えアウトプットしました。そのときの経験は、その後にも生かされていますし、成長の糧になったと思います。